合氣道 武器 演武

合氣道とは

例えば屈強な人間に腕をガシっと掴まれた場合、皆さんはどうするでしょうか?
腕力で勝負し、力で相手を制するという方もいるかと思います。
ですが合気道はそうではありません。
人間の関節は一定方向にしか曲がらず、力の入れ方も決まっています。
そこを効率的な動きで攻めることで、誰でも力に頼ることなく相手を制することが出来るのです。
これがいわゆる「小よく大を制する」で、合氣道の特徴の一つです。
■合氣道の主な特徴■

【試合がない】
スポーツと違い、護身術である合気道はあらゆる攻撃を想定しての武術なため、ルールが存在しません。
なので試合はできません。稽古や演武時は、攻撃の攻守を決めてから始めます。

【投げ技・関節技が主で、打撃技の稽古は少ない】
当身という相手を注意を逸らす攻撃はありますが、それだけで相手を倒そうとはしていません。

【杖・木刀・短刀など、様々な武器を使う】
それぞれに違った構えや型があり、体術と併用した稽古も行います。
遠距離には対応しておりません。

【受身は自分で取っている】
合気道を習っていて身につくことの中で、最も現実的に役立つもの、それが「受身」です。
投げられても吹っ飛んでも突き飛ばされても、ころりと一回転。

和歌山大学の合気道部

合気道の創始者である植芝盛平翁は、和歌山出身。
ということで和歌山は合気道縁の地でもあります。私たち和歌山大学合氣道部も学生合気道部としては古い歴史を持ち、この前はめでたく六十周年を迎えました。
部員の数は五十近くに登り、日々活発に活動しています。
日々のまじめな稽古姿や、これまた日々のふざけた姿は、コミュニティページから飛んでいけるフォト蔵にたっぷり載っていますので、部内の空気を知りたい方は是非是非閲覧おすすめです。


技について

ここでは合氣道の代表的な技について、簡単に紹介します。
正直体感で学ぶところがあるので、文章で表してもさっぱりかと思います。
興味がある方は体験あるのみ!道場でお待ちしております。
■合氣道の基本的な技■

【一教(いっきょう)】
相手の腕を取り肘関節を可動限界まで伸展させ相手を腹這いにさせ抑える。

【二教(にきょう)】
相手の手首を取り小手をひねり手関節を屈曲、前腕を回内、肘関節を屈曲、肩関節を外転させひざまづかせた後腹這いにさせ抑える。

【四方投げ】
相手の手首を持ち、入身・転換によって相手を崩し、両腕を振りかぶりつつ180度背転して斬り下ろすことにより、相手の肘を頭の後ろに屈曲させ脇を伸ばし仰け反らせて倒す。

【入り身投げ】
相手の側背に入身して背後から首を制し、転換しつつ相手を前方へ導き崩し、起き上がった相手の頭を肩口に引き寄せ、引き寄せた側の腕を下方から大きく円を描くように差し上げて斬りおろし相手を仰向けに倒す。

【小手返し】
相手の手首を取り、入身・転換で体を捌きつつ崩し、反対の手を相手の手の甲にかぶせ、手首を返して肘関節を屈曲させ仰向けに倒す。

扱う武器は杖・木刀・短刀

合氣道とはあらゆる状況に対応する護身術。
そのため、相手が武器を持っている状況や、自分が武器を持っている状況を想定して、
杖術や素振りの稽古もあります。中でも杖や短刀を使った演武は迫力満点。
■武器一覧■

【杖】
長い木の棒を使って素手の相手を制したり、杖を持ったもの同士で組み合ったりします。また、型の種類が豊富にあり、素手よりもこっちの方がおもしろいという部員もいたりします。

【木刀】
稽古では素振りをしたり、幾つかの型の稽古を行います。剣道とはまた違った刀の稽古です。

【短刀】
懐に向かって突かれたり、逆手持ちで振り下ろされたりといろいろな状況を想定します。稽古では主に受けが使用します。
マスターすれば通り魔も怖くない!

演武

演武は、試合がない合氣道にとって自分の磨いた技を披露する大切な場です。
普段は審査や大会のような機会で披露しますが、新歓の時期はほぼ毎回の稽古でします。
稽古方法は一緒のはずなのに、たいてい女子は流れるようなしなやかな技を、男子は力強い迫力ある技を演舞します。
  

 

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